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【モチベーション経営のヒント】「偽りのない経営理念」

 私の大好きな「赤福餅」が買えません。

 関東の方には馴染みが薄いかもしれませんが、とても美味しいお餅でした。大阪からの出張帰りには、いつも新大阪駅の売店で「わらび餅」と一緒に購入していましたが、現在は無期限の営業停止だそうです。とても悲しいです。

 経営理念とは

 「赤心(偽りのない心)慶福(めでたい)」から取った赤福の経営理念はなぜ守れなかったのか。
人の良心とも言うべき「まごころをもって接し他人の幸せを喜ぶ」という経営理念行動を赤福社員が取れなかったのは大変残念なことです。
では、そもそも経営理念とは何か。
誰しも会社を経営しようと思い立ったときには目的があったはずです。

こうなりたい(手に入れたい)
こんなことをやりたい(行動したい)・・・

会社の経営は、他人ではない自分自身の夢や希望を実現させることを目的としているのです。
想像ですが、赤福は、最初は近所で美味しいと評判のお菓子だったのでしょう。
「とても美味しかったよ。もっと欲しいよ。」とお客さまが喜ぶ姿をみて創業者はなによりも喜んだことだと思います。その当時の創業者自身の希望は「赤福をまごころ込めて御作りし、お客様に喜んでもらう」ということだったと思います。そして、それがそのまま会社の経営理念になったのだと思うのです。経営理念というのは、経営者自身の想いが集約されたものであり、経営者自身が実現したい目的が盛り込まれた言葉なのです。この言葉に共鳴した人たちが集まり、その人たちが経営者の目指す目標に賛同し協力してくれることにより、会社は経営されるのです。

 自己理念の土台に経営理念が建つ

 経営理念は経営者自身の自己理念の上に形成されます。
自己理念とは自分がとても大切に守っている心情や行動基準です。
すなわち、自分が大事にしていない理念を経営理念に掲げても、泥の上に建てている家と同じで、見掛け倒しですぐに倒れてしまいます。
自分の腹に据わっている理念から築き上げた経営理念でなければ「嘘っぱち」の経営理念となり、まず経営者自身が守りません。
経営者自身が守らない理念をどうして社員が守るのでしょうか。
経営理念は他人の作った言葉を持ってくるのではなく、自分自身の言葉で創らなければならないのです。また、個人の夢や希望は年を経るごとに進化向上していきます。それに伴い自分の大切に守っている理念も進化向上していきます。したがって、当初掲げた経営理念と現在の自己理念とに乖離が生じている場合があります。
経営理念も進化向上していくものです。
自己が変革していく中で絶えず経営理念を見直し、必要とあらば今あるすべてを忘れ新しい経営理念を創ることが必要です。
自分自身を含め社員全員が大切に想う経営理念を創ることは、経営者の大切な仕事です。

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2007年11月06日 08:59に投稿されたエントリーのページです。

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